石けん教室おさらい~タネをつくる~

基本の手作り石けん教室に行ってきたので、備忘録。

計量した油脂を混ぜて、温める

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左が混ぜる前、右が混ぜた後。湯煎しながら(ステンレスのボウルなら直火でもOK)混ぜると、きれいな透明になる。最終的に45℃くらいにする(ボウルに熱くなく触れるくらい)。

苛性ソーダ水溶液を作る

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  • 混ぜると熱くなる(90℃くらい)、苛性ソーダは劇物なので取扱注意(先生がやってくれました)
  • 刺激臭がするので、換気扇のそばで
  • アルミを溶かすので、ポリプロピレンかステンレス容器で(ガラスもOKだけど、割れると危ないので避ける)

こちらも最終的に45℃くらいにする。

油脂と苛性ソーダ水溶液を合わせる

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苛性ソーダに溶け残りがないか確認して、ゆっくり注ぎいれる。そして10分間ひたすら泡だて器で混ぜる!!

いつまで混ぜるのか?

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10分ほど混ぜると、ちょっととろっとした感じになる。1~2分休憩をはさんでけん化を進めつつ、トレースが出る・混ぜるとボウルの際に透明の層が出る(実際のところはっきりとはわかりにくい)と、型に流し込む。
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泡だて器でしずくになってぽたぽた落ちる感じではなく、糸を引いて落ちる感じになったらOK(この時点でも、まぁまぁシャバシャバしてるといえば、してる)。ボウルの底が冷たくなったら少し湯煎で温める。

牛乳パックで型を作る

横にしてみました。
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縦の場合は注ぎ口を閉めるだけでいいんだけど、タネを注ぎいれるとき口が小さいのでむずかしい。
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注いだところ。プリンというか卵豆腐というか。

けん化させる

ふたを閉じて、タオルでくるんで発泡スチロールなど、保温容器に入れて24時間はぜったいに開けずに放置。温めるんじゃなくて、ほんのり温かい状態を維持する感じ。

作ってみて

混ぜるの大変wだけど出来上がりが楽しみ。うまく型からはずれたらまたレポします(笑)。温度管理が難しそうだけど、忘れないうちにまた自分で作ってみたいな~。ネットで調べたらいくらでも作り方出てくるけど、独学だと難しそうだなー、やっぱり実際に教えてもらってよかった!
鹸化 - Wikipedia
加水分解 - Wikipedia
高校の化学でベンゼン環とか死ぬほど書いたけど、今見てもまったく意味がわからないよ…自分でけん化率計算して、オリジナルブレンドやってみたい。夢はふくらむなー。